秋冬野菜の収穫後や、春まで作付けを休む畑。冬の間に土の状態を見直し、次の栽培に向けた準備を進めてみませんか。
農業経営研究所では、竹由来の農業資材として、農業用竹酢液「孟宗竹の煙」、バイオ炭(農業用竹炭)、乳酸発酵竹チップをご用意しています。それぞれの特徴と、冬の土づくりに取り入れる際のポイントをご紹介します。
冬の土づくりは、畑の状態を知ることから
まずは、雨の後に水がたまる場所や、土が硬くなっている場所を確認しましょう。前作の生育や、春に植える作物を振り返ることも大切です。
資材を多く入れることよりも、畑の状態に合ったものを必要な量だけ使うことを心がけましょう。
農業用竹酢液「孟宗竹の煙」|希釈して使う液体資材

山梨県身延町産の孟宗竹を原料とした、農業用の竹酢液です。1L×2本、合計2Lのセットでお届けします。
竹酢液は、竹炭や竹チップとは異なり、水で希釈して使用する液体資材です。畑の管理に取り入れる際は、製品表示や販売元の案内に従い、用途に合った濃度と方法で使用してください。
濃くすればよいというものではありません。初めて使う場合は小さな区画から試し、土や作物の様子を見ながら取り入れましょう。
農業用竹酢液「孟宗竹の煙」2L(1L×2本)の詳細・ご購入はこちら
バイオ炭(農業用竹炭)|土の状態に合わせて取り入れる炭資材
山梨県身延町産の孟宗竹を原料にした、農業用の竹炭です。粒度は3〜8mmで、畑の土づくりに使う資材として販売しています。
竹炭の施用を検討する際は、土壌のpHや、栽培する作物に適した土の条件を確認しましょう。保水性や通気性への影響は、土質や使用量によって異なります。
酸性の土を好む作物では特にpHの変化に注意し、一度に大量に入れず、小区画で状態を確かめながら使用することをおすすめします。
乳酸発酵竹チップ30L×3袋|地表の被覆や土づくりに
福岡県産の孟宗竹100%を使用し、乳酸発酵させた竹チップです。チップサイズは8mm、30L×3袋のセットです。
活用方法の一つが、土の表面に敷くマルチングです。土の露出を減らし、乾燥や泥はねを抑えるための被覆資材として取り入れられます。敷いた後も、土の湿り具合を確認して管理しましょう。
土に混ぜる場合は、使用量に注意が必要です。有機物の分解に伴い、作物が一時的に窒素不足になることがあります。乳酸発酵済みであっても大量に混ぜ込まず、商品案内に沿って使用してください。
また、低温期は分解がゆっくり進みます。冬に入れれば春までにすべて分解するとは限らないため、植え付け前にチップの残り方や土の状態を確認しましょう。
3つの資材は、目的に合わせて選びましょう
希釈して使う竹酢液、炭化した竹を使うバイオ炭、地表の被覆や有機物資材として取り入れる乳酸発酵竹チップ。それぞれ性質や使用方法が異なります。
3商品を必ず同時に使う必要はありません。まずは畑の課題と使用目的を整理し、必要な資材から取り入れましょう。複数の資材を使う場合も、それぞれの商品案内を守り、使用量や使用日を記録しておくと次の栽培に役立ちます。
春の作付けに向けて、冬の間にできることから、無理のない土づくりを始めてみませんか。
※使用結果は土質・気温・水分・栽培条件によって異なります。病害虫防除や収量・品質の向上を保証するものではありません。有機JAS認証圃場での使用については、事前に認証機関へご確認ください。