放置竹林問題の解決と竹資源の有効活用を目的として、竹チップを原材料とした施設栽培型きのこの栽培可能性が注目されています。
放置竹林が引き起こす問題
放置竹林の拡大は、①生物多様性の低下、②農作物や植栽木への被害、③景観の悪化や交通への障害など、さまざまな問題を引き起こしています。竹チップの農業利用は、こうした課題への有効な対策として期待されています。
きのこの種類別・竹チップ培地への適性
竹チップ培地への適性が高い(高割合での使用が可能)
ヒラタケ、タモギタケ、エリンギ、エノキタケ
竹チップ25〜50%程度の代替使用が可能
アラゲキクラゲ、ブナシメジ、ヤマブシタケ、シイタケ
竹チップ培地への適性が低い
マイタケ、ナメコ
竹チップ培地がきのこの成分に与える影響
竹チップ培地を使用することで、きのこの栄養成分にも変化がみられます。
- ヒラタケ:タンパク質・脂質が増加し、糖質・食物繊維は減少。遊離アミノ酸ではアスパラギン酸が著しく増加し、グルタミンやアルギニンも増える傾向。
- エノキタケ:糖質が増加し、グルタミン酸・グルタミン・アラニンなどの遊離アミノ酸が増加する傾向。
竹チップの添加割合と収量の関係
生産者規模での試験では、シイタケ栽培において竹チップの添加割合と発生量の間に高い相関(R=0.994〜0.998)が確認されており、適切な割合での活用が収量向上につながる可能性が示されています。
弊社商品のこだわり
弊社の竹チップは、国産・福岡産の孟宗竹を使用しています。放置竹林を適切に整備し、チッパー機で粉砕した竹チップを原料としており、竹林管理と資源の有効活用を両立した商品です。
弊社の関連商品
竹チップを活用したきのこ菌床栽培にご興味のある方は、以下の商品をご活用ください。